映画「同じ月を見ている」絵画制作詳細

現在のページ:映画「同じ月を見ている」絵画制作詳細展示情報・記録トップ

2005年冬に公開された映画「同じ月を見ている」でエディソン・チャン演じる水代元(愛称ドンちゃん)が描いた絵として自分の作品が使用されました。このページでは映画に使用された絵画作品画像や当時のエピソード等を紹介します。

映画「同じ月を見ている」

監督:
深作健太
出演:
窪塚洋介(熊川鉄矢 役)/エディソン・チャン(水代元 役)/黒木メイサ(杉山エミ 役)/山本太郎(金子優作 役) 他
配給:
東映
あらすじ:
10歳の時に出会った恋人・エミの心臓病を自分の手で治したい一心で、医者の道を歩む青年・熊川鉄矢。医者になり、エミと結婚するという、幼いころから抱き続けた夢の実現を目前に控えた彼の元にある知らせが届く。(映画公式サイトより)
解説:
原作「同じ月を見ている」(小学館 ヤングサンデーコミックス)は文化庁メディア芸術祭優秀賞をした傑作。「編集王」「俺節」等、熱く鋭い漫画を世に出している奇才、土田世紀の原作を、復帰第一作として窪塚洋介が数多くあるシナリオ候補から選び抜き、その映像化を実現させた。(作品資料より)

「炎」をモチーフにした作品


192cm x 130cm 杉板に日本画岩絵の具、樹脂

「炎をモチーフにした絵を描いてほしい」という事で描かせてもらいました。
他にも色々と指示はあったのですが、さらに詳しい事は制作課程:映画「同じ月を見ている」使用絵画の方にアップしています。

関連ページ:

「松」をモチーフにした作品


90cm x 60cm 水彩紙、日本画岩絵の具、樹脂

「若い松の木の絵を描いて欲しい」との事で描かせてもらいました。

映画の中ではヤクザの世界から足を洗って造園業の職人への道を歩み始めた金子(山本太郎)に対してドンちゃん(エディソン・チャン)が贈る絵という設定だった為にこのモチーフになったようです。

ドンちゃんの金子に対する祝福というか、「頑張れ、お前これからだよ。」といった気持ちで描いた絵と位置づけられてたので、背景は早朝の日が出始めた空を意識して描いてみました。見ようによっては「早朝じゃなくて夕暮れじゃん。日沈んじゃうぜ。縁起悪い。」という風に見えなくもないですが、そこらへんは大目に見て貰えれば有難いです(苦笑)。

「松ぼっくり」の水彩画


スケッチブックに水彩絵の具

「スケッチブックに松ぼっくりの水彩画を」との事で描かせてもらいました。
ちなみに映画の中で使われる絵は下の空白の箇所に赤い文字で「アリガト」と書かれてます。

最初は背景ナシで描いてたのですが、妙に寂しくなり「背景も描いて。」と指示を受け、付け足しました。

こういった類の絵は美大受験向けの予備校の課題でよく描いたので、懐かしいというか、まさか大学受ける気もない今、また描く事になるとは思ってもみませんでした。

「山門」のスケッチ


スケッチブックに鉛筆

埼玉県の秩父市にある法性寺というお寺の山門を描いた作品です(映画の中では山形県にある「興慶寺」という設定になってます)。

「思いっきり見上げで、魚眼レンズで覗いたみたいなアングルで、迫力のある感じの絵にして欲しい」との事だったのですが、正直結構苦戦しました。実際にお寺まで行ってデジカメで写真を撮ったりしてきたのですが、思いっきり見上げの状態で撮ろうとすると距離が足りず全体が入りきらなかったのです。そもそも魚眼レンズなんて持ってないし。「多分魚眼レンズで覗けばこうなるだろうよ」と勝手に想像を膨らませながら描いてました。

関連ページ、サイト: