早川剛デッサン教室【初心者社会人向け】|銀座のデッサン専門絵画教室

【画家が教える絵の描き方】失敗を恐れるな!

これから絵を習おうと思ってる皆様へ

今回は技術論や
絵を描く際の考え方のコツに関しての投稿です。

日本人は奥ゆかしい

全体論になりますが、
日本人はどちらかと言うと
・繊細さんが多く
・失敗を恐れ
・皆と同じように
・無難に、慎重に
・ノーリスクで
物事を進めようとする傾向があります。

それ自体の良し悪しは
ここでは関係無いので割愛。

問題は「絵を描く際に」
その考えや価値観、習慣が
時に邪魔になってしまうと言うお話です。

絵の描き進め方のコツ

ここで皆様に質問です。

画家をはじめとして
絵の経験者は
絵を描く際にどう進めていくと
思いますか?

失敗をせずに
進めるように
描くと思いますか?

答えは違います。 さっさと描いて失敗してる箇所を
さっさと修正する技術があるのです。

どちらかと言うと、失敗前提で進めるのです。

具体的に解説します。
例えば白い画用紙に鉛筆のみで描く際に

と言う選択肢が2つあった場合、
どちらの方が楽でしょうか?

答えは後者です。

失敗を恐れると機会損失を喰らうの巻

いちいち失敗したら全部消してやり直す、となると
どうしても失敗を恐れます。

そうなると、段々と濃くして行って、
最初は薄く薄く描いていって、
と言う進め方になります。

そうすると、薄い分合ってるのか間違ってるのかの
判別がつけづらいのです。
間違ってても、合ってても
「問題先送り」みたいな状況になります。

失敗が前提くらいが丁度いい

間違っててもいいから
ハッキリと、さっさと描き進めましょう。
間違えてたら?直せばいいだけ。
その際に全消しして直すのではなく
間違ってる箇所だけ修正すればいいのです。

そして時間が掛かった絵に関しては
大きく修正する事は盛大に躊躇する事になります。

これ、仕事でもなんでも同様ですよね。
心情的に時間や手間隙かけた物を
修正したり、大きく直す、方向修正するのは
心理的にしんどいのです。

段々と複雑に

だからこそ、
さっさと黒くして
違うところは白くして
黒くしたり(濃い目の鉛筆を使ったり)
白くしたり(練りゴムを使います。)
進めながら
段々と黒くしていくのでは無く
「複雑」にしていく事が重要です。

本日の結論

ちょっと小難しい話ですが、
最初に戻ると
「いちいち失敗を恐れなくてもいい」
「意味失敗前提で進めた方が楽」
「失敗したら取り返しが効かないと思わない事」
「時間かけた方が後生大事にして修正し辛くなるから落とし穴」
なのです。

ある意味うまい人が失敗せずに
描けてるように見えるのは
初心者からは分かりづらいように
サッサと描いてサッサと直してるだけ、
とも言えるのです。

感覚的に分かりづらいところもあると思いますが、
よかったら参考にしてみてください。

以上本日の投稿でした。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

また次回。

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