今回は完全なる雑談となります。
「絵を売る」と言う観点で見た場合の
犬好きと猫好きの違いについて。
売れ行きは猫が完全勝利
いわゆる「猫好き」「犬好き」
「猫派」「犬派」ってありますよね?
どちらがよいとか悪いとかは全く関係なく、
両方好きな人も多くいると思います。
が、それぞれをモチーフにして絵を描く場合、
売れやすさは圧倒的に猫に軍配が上がります。
何故猫の絵の方が売れる?
昔、とある画商さんが言ってました。
- 犬好きな人は自分が飼っている犬を描いて欲しがる傾向が強い
- 犬が好きな人は好きな犬種がはっきりしている傾向が強い
- 一方猫好きな人は、割と猫ならどれでも好きな傾向がある
- 絵を買う=飾る、と考えた場合、
- 犬派の人は自分が飼っている(もしくは飼っていた)犬と少しでも違うと嫌がる
- 猫派の人は、描かれた猫が可愛いとさえ思えれば、細かいこだわりが無い事が多い
要するに
猫好きは自分が飼っている飼っていない関係なく
幅広く猫が好きで、
犬好きは自分が飼っている犬こそが好き、と
そんな分け方が出来るのかと。
よって猫の絵の方が、
同じ動物をモチーフにした作品でも
圧倒的に売れやすいそうです。
過去の経験則で考えると
そう考えてみると、
以前に依頼主が飼っていた犬の肖像画を
何度か頼まれた事あったなぁと。
考えてみれば、
絵画教室の生徒さんで
飼っている、飼っていた犬を描く人
たまにいるなぁと。
でも猫のそれは記憶に少ないなぁと。
同じ動物を愛でる人でも
種類によって
傾向がバックリ別れるものなのだな、と
絵を通して見ると
そんな傾向が見えたりします。
以上今回の与太話でした。
また次回。